広島カープのセ・リーグ2連覇の背景には、若手の成長があり。
2017シーズンのペナントレースは、広島カープの
2連覇で幕を閉じました。
9月18日に甲子園球場で行われた阪神タイガース戦を
2:3のスコアで勝利し、優勝を決めています。
今年の広島カープは春先一時の間、阪神タイガースの
後塵を拝していましたが、それ以降はずっと首位を守り
見事優勝を遂げました。
広島の強さは、何と言っても若手の力だと思います。
シーズン前には、昨年引退した黒田投手の穴が埋まるか
どうか、若干の危惧はあったと思いますが、それに代わる
投手が出てきて見事埋めましたね。
今年一躍飛躍を遂げたのが、薮田和樹投手。
それから、岡田明丈投手、九里亜蓮投手も成績を、
大幅に伸ばしました。
野手では、昨年からブレイクしていた鈴木誠也選手が
4番を打ち、丸 佳浩選手、田中広輔選手、菊池涼介
選手らも昨年同様チームを引っ張り、優勝へと導きました。
この背景には、スカウトの力と入団した選手を鍛え上げる
力とが噛み合った成果だと思います。
昔からFAとかトレードで戦力を底上げするのではなく
ドラフトで入団させた金の卵を徹底的な練習で育て上げる
というのが、広島カープのやり方です。
育成制度を敷いて若手選手をどんどん1軍に送り込む
ソフトバンクや少数精鋭主義で1軍選手を育成する日本ハム
とも違う、広島独自の育成の仕方です。
これこそが、広島の強さの源泉だと思います。
この調子だと当分の間、広島の強さが続きそうな感じが
しますよね。