感知式信号機を前に、なぜか私の車の横を走りぬいたオジさん。
仕事で車を運転していると国道やバイパスなどの大きな道路を通る
こともあれば、住宅地の中の細い道を通ることもあります。
住宅地のような交通量の少ない交差点では、赤信号で停止線に停まると
今通行中側の青信号が〈赤〉に変わる「感知式の信号機」が備え付け
られている場合があります。
今日、お客様のもとへお伺いしている時にその「感知式信号機」に
出くわした時に、ビックリすることが起こりました。
赤信号で車を停めた後に、後ろから車道を走って信号の方に走っていく
オジさんが見えたんですよ。
一瞬、“ なんだ、なんだッ ” って思ったんですけど、信号機に辿り着いた
ところで分かりました。
つまり、一番先頭の車が所定の位置に停めていなくて車が感知されて
いなかったので、信号が変わらない状態だったんですよ。
それを解消するために、信号機についてある歩行者用の押しボタンを
押しにオジさんは走っていった、という訳ですね。
心の中ではちゃんと、“ ありがとう ” ってつぶやきました。
それにしても、よく気づいたなぁと思いました。
私の前には1台車が走っていたのでそれに合わせて停まりましたけども
もう既に3台の車が止まっていましたから、私の車は5台目。
走っていったオジさんの車は6台目ですから、そこから「感知中」の
文字が見えなかったから、歩行者用ボタンを押しに行くというのは中々
できないですよ。
前に5台も車が停まっていたら、前の車が動いてから反応したとしても
普通じゃないですかね。