今日から始まった“プレミアムフライデー”は、一体だれの為に行うモノなの?。
今日から月末の金曜日は “ プレミアムフライデー ” と称して、
早い時間に退社を促す取り組みが始まるようです。
経済産業省が旗振り役となって、官民で協議会を作って
この2月から導入される。
早く仕事を終えて、旅行に出掛けたり、食事に出かけたりして、
個人消費が増えれば経済が活性化する、という目論見なのですが
果たしてその狙い通りにいくのか、しばらく見守っていく必要が
ありそうですね。
個人的には、政府とかお役所がいちいち細かく決めなくても
いいと思っています。
もっといえば、決めてはいけないとも思います。
行政の人達は労働時間抑制の方向性さえ打ち出していたら、
後の具体的に行うことは民間に任せたほうがいいんじゃないかなと
思っています。
仕切ったところで、ロクなことはないと思いますのでね。
それは、“ だれの為のものなのか ” がハッキリしていないから。
今回のことでも、民間の人達のことを考えてやっているとは、
思えないからですね。
大企業の方のことは考えているでしょうが、それ以外の多くの
中小企業の方々のことは想定していないように感じられます。
どうしてもそういった視点が欠けているので、今回のことも
どうかなぁ~と思わざるを得ません。
それに強制的なモノでもなくて、無理のない範囲で、
参加できるところは参加してください、といったスタンス
ですから、どこまで本気で取り組もうとされてるのかは
分かりませんが‥‥。
こういう類の案件は、方向性だけ打ち出して、それをちゃんと
やってくれるところへ予算をつけて任せておけばいいと思いますね。
あと、結果のチェックさえしっかり行えば、
それで十分な気がします。