たまに熟読、ときにナナメ読み視聴、ウェブニュース。

日々流れてくるインターネット上のニュースの気になった点や、そこから想像力を働かせたことなどを中心にして紹介していきます。

「薄暑」という風流な言葉も気候変化によって、ひょっとしたら死語になるかもね。

 

 

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今日、郵便局に封筒を出しに行った際に窓口で「おすすめの切手6月」
という記念切手の案内チラシを見かけました。

その中には、近代測量150年とかG20大阪サミットの記念切手などが
紹介されていたのですが、そのチラシの一番下に今月の手紙ことばとして
「薄暑(はくしょ)」という言葉の紹介がありました。

そのチラシによりますと、薄暑とは
“ 初夏の頃のうっすらと汗ばむ暑さのこと。
夏の兆しを感じる6月にピッタリなことばです。”
と書かれてありました。

私は薄暑という言葉を聞いたのは初めてでしたので、“ へぇ~、こんな
時候の云い方もあるんだ。” と思いました。

非常に風情のある言葉だと思いましたが、それと同時にだんだんこういう
言葉も使われなくなるかもしれないなとも感じました。

今の時期に何日かは、先ほどの表現のようなうっすらと汗ばむ日はある
かもしれませんが、暑くなったらちょっとどころではないのが今の暑さ
ですから、こういう表現ができる日はホント数えるほどしかないんじゃ
ないでしょうか。

そうなると「薄暑」という言葉自体ほとんど使われることがな無くなって
いけば、死語になってしまう恐れだってありますね。

それぐらい最近の天気は強烈ですから、自ずと天気に対する捉え方は
変わっていきますよね。