やっぱり会話をしていると、良いアイデアが出てきますよね。
1月の終わりには早くも、来年の干支「戌」の置物を作られている方が
いらっしゃいました。
その方が「型で作るとみんな同じものになるんで、なんかいい方法は
ないのかな?。」話されてました。
粘土を使って簡単なものができないかな、
それを「戌」に付けれないかなと、仰られてましたから、
私なりなりにアイディアを出してみました。
ひとつは、粘土で作らなくてもいいんじゃないですか、と。
ホームセンターでも100均店でもいいので、手軽なものがあれば
それを焼きあがった置物に付けるだけで、オリジナルっぽくなって
くるんじゃないかなと話しました。
もう一つは、例えば少し小さな岩を作って、その岩に戌の前足を
かけてみるのはどうですか、というアイデアもお伝えしました。
少し目線が上抜きになれば表情も変わってきますし、眼を入れたり
すれば入れる角度も変わってきますから、これもオリジナリティを
出すうえではいい方法じゃないかなと。
たまたま出したアイデアでしたが、その方にはとても喜んでいただき
「作るのが楽しくなってきた。」と云っていただきました。
こちらもそう云っていただけて嬉しかったのですが、そもそも
こんなアイデアが出てきたのは、その方が話を振ってきてくれた
からですよね。
ずっと何かいい方法はないかと考えられていたことが、
そういうアイデアを引っ張り出してきたんだと思います。
アイデアはやっぱり、ひとりじゃなくて会話の中から
蓋をポンと開くように出てきますね。
それに、やっぱり頭を使って考えないとねダメですね。
でも、考えたからといって、必ず出るもんでもありませんけども、
考えないことには始まらないですよね。