ミスが起きた時(不祥事も含めて)、初期対応がとにかく大事だね。
昨今、吉本興業所属芸人による闇営業問題で世間がザワついています。
一見するとにっちもさっちもいかないような状況になってるなと感じて
いますが、数々のマスコミ報道を見て感じるのはやはり初期対応が
大事だなということです。
それぞれの立場での言い分とかはもちろんありますので、それについて
ここでとやかく言うつもりはありません。
でも、一番の問題は、営業を斡旋した芸人さんが週刊誌に掲載される
ことが分かった時点で、すべてのことを会社に話さないといけないし、
それから実際に営業に行った芸人さんもありのままのことを云わないと
いけないだろうし、プロダクションの方も事実をしっかり確認した上で
対応しないといけなかったと思います。
三者三様、最初の第一歩がズレまくってしまったということが問題
でしたよね。
私が思うに、こういうミスや不祥事などのトラブルが発生した時には、
“ このくらいで何とか収拾をつけれるんじゃないか ” という希望的観測で
対処するんじゃなく、最悪の事態を踏まえて対処しないといけないと
思っています。
最悪の事態を踏まえていれば包み隠す必要もないですし、事はこんなに
大きくならなかったはずだし、何とかごまかせると甘く見ていた部分が
あったんじゃないかなと。
結局、起きた時にどう振舞うかがその人の器の大きさだったり、人間性で
あったりするんでしょうね。
そういったコトを問われる時だと覚悟しなければいけないし、逆にいえば
そういう時だからこそ頑張り時とも云えそうです。
吉本興業の初期対応を他山の石として、私も気を引き締めなければと
思いました。