何事も基本・基礎を身につけることは、とても大事。
12月に入って、お客さんから依頼を受けた年賀はがきや1月から配布する
展覧会のダイレクトメール(DM)を作成しています。
もう済んだモノもあるし、もうちょっと作業が残っているものもあります。
で、こういう印刷物を作ったりしている中でいつも思うんですけど、やっぱり
基本ができていないと手間がかかってしまうなといつもそう感じています。
私は以前印刷会社に勤めていたことがあって、“ その経験を活かして‥ ”
といえば聞こえはいいんですけど、実際はデザイナーでも現場の人間でも
なくて仕事を請け負ってくる営業でした。
営業の仕事として印刷物のデザインとか制作過程途中でお客さんにチェックを
受けていましたから、数多くの印刷物は見てきていましたけども、直接、制作
行程には携わっていませんでした。
その程度の関わりですから、センスのあるものとか斬新なモノとかはもちろん
できませんけども、ちょっとレイアウトしたり、素人の人と比べたらちょっと
見栄えのいいものができるといったその程度ですね。
その程度の印刷物を仕上げるにしても、基本を身についていないために、
なかなか最適解を見つけることが出来ません。
実際にある程度カタチに組んでみると、バランスがいいとか悪いとか、
それは多少なりとも判断がつくんですけど、カタチにしてみないことには、
判断つかないんですよね。
何事もしっかり基本・基礎を身につけていないと、要らぬ手間をかけたり、
時間が掛かったりしてしまいますから、ホント、大事だなと痛感しています。
これは私の印刷物に限ったことではなくて、どの世界でもいえることだと
思いますけどね‥‥。