一枚の閉店のお知らせが届いてきた時に、自分は‥‥。
11月も後半になってくると、来年の年賀状の準備とかをお客さんから
頼まれたり、喪中はがきが届いたりすると、いよいよ年末だなって気に
なってきます。
そういう時期の中、ある一枚のはがきが届いてきました。
パッと見た瞬間は文字だけで黒一色でもあったので、「あぁ~また
誰かからの喪中はがきかな?」と思って文章をちゃんと読んだら
閉店のお知らせでした。
“ 閉店のお知らせ ” 。
心当たりのお店は一つしかないのですぐ分かりましたから、
その文字を見た瞬間は、とてもショック!でした。
「えっ、ウソっ。」
「辞めちゃうのかぁ~。」
「寂しい‥‥‥。」
いろんな感情が湧き上がってきましたし、今でも複雑な感情なん
ですけど、やはり強く感じるのは、人生って虚しいな、ってね。
店舗が開店すれば閉店もするというのは、至極当たり前の事です
けども、思い入れがある分だけそう簡単に割り切れないんです。
オープンした日に行ったお店で、ホントに気に入ってお店で、
利用させて頂いてたので、この閉店はがきは、ツラいですね。
“ 世の中は移ろい変わるもの ” と頭では理解してても、でも‥‥‥
寂しいです。
“ 企業でいうところの、定年退職と考えればいいやん ” と思うように
しても、心にポッカリと開いた穴は埋めれそうにありません。
自分にはどうすることもできない。
お店のマスターも苦渋の決断だったかもしれないし。
今年の12月31日まではお店を開いているそうなので、必ず
顔を出そうと思っています。
行ったら今よりも余計に虚しく寂しくなるのは目に見えてるけど、
しっかりお礼を言わなきゃね。
四半世紀お世話になったんだからね。